捨てられないのは、モノそのものではなく、そこにいた自分かもしれない。
YOU YOは、手放せずにいる思い出の品と、少しずつ別れるための小さな展示箱です。
お別れの日を決めてモノを預けると、その日までのあいだに箱が数回だけ光り、モノにまつわる記憶や当時の自分について問いかけます。
モノについて考えることを強制するのではなく、別れの日までの生活の中に数回だけ問いかけを差し込むことで、少しずつ記憶との距離を変えていきます。
最後にモノそのものではなく「思い出だけを回収する」ことで、捨てることを喪失ではなく、過去の自分との関係を整理する行為へ変えます。
「YOU YO」という名前は、「猶予」に由来します。すぐに捨てる/残すを決めるのではなく、モノと別れるまでの時間そのものに猶予をつくることで、思い出との関係を整理する体験をデザインしました。
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