微生物とともに、ファッションをつくる。
土の中には、無数の微生物が生きています。普段は目に見えないその活動が、土壌のあり方を静かに司っています。
このプロジェクトでは、微生物を「表現の素材」としてではなく、ともに何かをつくる「共同制作者」として捉えました。綿の服を土に埋めると、微生物の働きによって布は食べられ、変色し、かたちを変えていきます。
衣服を土に埋め、微生物によって生じる穴や変色、模様を受け入れるプロセスを通して、普段意識を向けない「見えないもの」との関係を問い直します。
人が完成形を決めるのではなく、土の状態や微生物の活動へ制作の一部を委ねることで、ファッションを「人だけがつくるもの」から、他種との共同制作へと捉え直しました。
Affective Design LabのComorisとの共同プログラムとして制作しました。

